裏返しの特徴

畳の裏返しは、現在敷いてある畳の畳床と畳表を再利用して行う畳替えのことを指します。

新しく畳床や畳表を用意する必要がないため、新畳制作や表替えに比べて安価で畳替えを行うことができます。しかし、裏返しが可能であるかは畳床や畳表の状態に左右されるので、必ずしも裏返しができるというわけではありません。

まずは、現在敷いてある畳の状態をしっかりと確認する必要があります。

裏返しを行う際のチェックポイント

ここでいくつかの裏返しを行う際のチェックポイントを紹介します。

裏返しを行う際のチェックポイント

■以前、畳を替えてから5~8年くらい

■畳にやぶれ、シミがない

■畳床がしっかりしている

裏返しは現在敷いてある畳の材料を再利用するため、畳表や畳床の状態が良好であるかが非常に重要です。

特に現在敷いてある畳表の裏を使って畳替えを行うため、やぶれやシミがある場合や以前、畳を替えてから時間が経っている場合は、裏返しをしても現在と畳表の色が変わらない、シミややぶれが目立つといったことがあります。

裏返しの料金

平田畳店では、裏返しの料金を一畳あたり4,000円~としております。

カタログから畳縁をお選びいただく有料畳縁をご希望される場合は、追加料金をいただいております。

裏返しの主な使用材料

畳縁

裏返しで主に使用する材料は畳縁のみとなります。

畳縁は、追加料金なしの無料縁とカタログからお選びいただく有料縁を用意しておりますので、お好きな縁をお選びください。

裏返し施工の流れ

  1. 畳の状態を確認、お見積り

    まずは畳の状態を確認し、お見積りを行います。

    裏返しが可能であれば裏返しを、裏返しが難しい場合には、新畳や表替えをおすすめすることもございます。

    正式にご依頼をいただいた後、施工日程を打ち合わせします。

  2. 畳の引き上げ

    お客様と打ち合わせた日に畳を引き上げに伺います。

    畳の引き上げには、30分~1時間ほどかかります。

  3. 工場で施工

    引き上げた畳を工場に持ち帰り、裏返しを行います。

  4. 納品

    できあがった畳を納品し高さ調整などを行います。

    敷き込みに要する時間は30分~1時間ほどです。