表替えの特徴

畳の表替えは、現在お部屋に敷いてある畳の畳表と畳縁を取り替える作業のことを指します。

新畳制作のように畳床を取り替える必要がないため、新畳制作と比較すると価格を抑えて畳替えを行うことができます。

表替えを行う際のチェックポイント

「畳替えをしたいけれど、どんな畳替えをすればいいのかわからない」という方は多いと思います。

ここでは表替えが可能なチェックポイントをいくつか紹介しますので、畳替えをご検討の際はぜひ参考にしてください。

表替えを行う際のチェックポイント

■現在敷いてある畳のデコボコが少ない

■前回、新しく畳を作ってから何十年も経っていない

■畳を替える予定の部屋を普段からあまり使わない

■お部屋の一部にデコボコ感はあるが全体的には畳がしっかりしている

表替えが可能かどうかは、畳床の状態が大きく影響します。

畳床が少し傷んだ状態でもある程度は補修ができますし、畳の隙間を埋めることも可能です。

ご自身で畳の状態を判断するのが難しい場合、決められたご予算内で畳替えを行いたいという方は、一度ご相談ください。

表替えの料金

表替えを行う場合は、畳床(畳の土台)を新しくする必要がないため、畳表の品質が畳替え料金に大きく影響します。

畳表の品質は、使用しているイ草の品質やイ草の使用量、たて糸の種類によって違いが出てきます。

畳表の品質料金
国産畳表(綿W)8,000円~
国産畳表(麻綿)13,000円~
国産高級畳表25,000円~
国産最高級畳表40,000円~
一畳あたりの料金

畳表を選ぶ際の一例として、使用頻度が高いお部屋は畳表が傷みやすくなるため、価格を抑えたものを選び、客間やお茶室などは高級な畳表を選びお部屋の高級感を演出するなど、お部屋の使用目的に応じて畳表を選ぶのもいいでしょう。

表替えの主な使用材料

畳表

表替えにおけるメインの材料となるのが畳表です。

平田畳店では、畳替えをするお部屋の使い方、畳替えのご予算に応じた畳表をご提案します。

畳縁

表替えでは、畳縁も新しいものと交換します。

平田畳店では、追加料金無料の畳縁とカタログからお選びいただける有料畳縁を用意しております。

表替え施工の流れ

  1. 畳の状態確認、お見積り

    畳替えを行う前にお客様のお宅にお伺いし、畳の状態を確認、お見積りを行います。

    現在敷いてある畳が表替えが可能な場合はお見積りを行い、施工日を決定します。

  2. 畳の引き上げ

    お客様と打ち合わせた施工日に畳を引き上げにまいります。

    引き上げ作業は30分~1時間程度です。

  3. 工場で施工

    引き上げた畳を工場に持ち帰り、表替えを行います。

  4. 納品

    できあがった畳を納品します。

    敷き込みの他に、畳の高さ調整なども行うため、30分~1時間ほど作業時間がかかります。